きっかけは、
2025年、世界中の囲碁ファンが集った「ジャパン碁コングレス2025 in 姫路」。
そこで出会ったのが、タイで15年以上にわたり子どもたちに囲碁を教え続けてきた IQ-UP Children Go Academyの代表、キース氏(Keith Itchayavanich)でした。
互いに「囲碁を広める」という共通の想いから意気投合し、このたびわれわれ篝火プロジェクトはIQ-UP Children Go Academyとのパートナーシップを結ぶことになりました。具体的にすぐ共同事業をするという形ではありませんが、まずは相互に紹介・宣伝を行いながら、お互いの活動を応援し合っていきます。

(画像:左からキース氏、山中)
IQ-UP Children Go Academyのご紹介
IQ-UP チルドレン囲碁アカデミーは、「囲碁教育は子どもたちを特別な方法で育み、成長させる」という信念のもと、15年以上にわたりタイの子どもたちに囲碁を指導してきました。
創設者のキース氏(Keith Itchayavanich)は、大学卒業後に囲碁と出会い、その魅力に惹かれて独学で研鑽を積みました。
初段から着実に実力を伸ばし、やがてタイ国内五段の実力者へと成長。しかし彼の真の功績は対局成績以上に「囲碁教育と人材育成」にあります。
囲碁を通じて子どもたちの思考力を養い、心を鍛え、人生の価値を伝えることに情熱を注いできました。
アカデミーはこれまで、アムヌアイ・シルパ校(Amnuay Silpa School)、サティット・チュラ校(Satit Chula)、キングス・カレッジ(King’s Collece)、シュルーズベリー・インターナショナルスクール(Shrewsbury International School)といったタイの名門校と連携し、囲碁教育を推進。80名以上の段位取得者を育て、2025年WYGC(世界青少年囲碁選手権)タイ代表のプンナリス I 君(Master Punnaris I)(四段)や、2023年代表のチャンタナット S 君(Master Chantanat S)(三段)といった世界で活躍する若手棋士も輩出しています。
いまやIQ-UP チルドレン囲碁アカデミーは、国際的にも知られる存在へと成長しました。
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囲碁を通じた交流・発信
そして今回のご縁により、日本とタイ、両国の囲碁文化を応援し合う新しいつながりが生まれました。今後はお互いの活動を紹介し合いながら、世界中の囲碁愛好家と交流を深め、囲碁文化のさらなる発展に貢献していきたいです。